同人と写真、あとガジェットとか

  • 仙台大観音と太平洋フェリー旅

    (2024年11月にフェリー旅をした時の話)

    人生初のフェリー旅!

    というわけで仙台に行ってきました。(仙台→名古屋航路)
    フェリーに乗るために…仙台まで…

    せっかく仙台に来たんだから仙台大観音見ていきましょうね
    仙台大観音の胎内は神秘的な感じ

    むかし電線が被らない撮影ポイントをマップにチェックしておいたはずなのに忘れてた。
    後で調べたら15mの所を通り過ぎていた。
    あと路地一本隣だったのに、悔しすぎる。

    仙台駅前のたんや善治郎

    牛タンおいしい。
    こんな牛タン初めて食べた。
    これを食べるためだけにいつかまた仙台に来てもいい。
    身近でも知ってる人がいたんだけど、もしかして有名なお店?

    2011年就航のいしかり

    海の上を移動しながら宿泊というエンタメ性。
    客室に入った時のワクワク感がすごい。
    ちょっとジャンプしちゃった。
    いい歳したおっさんになるとね、嬉しくてジャンプすることあんまりないよ。

    姉妹船の「きそ」とすれ違い
    いいねいいね

    せっかくだから福島第一原発も見れば良かった。
    気づいたら通り過ぎてました。

    噂通り携帯の電波はほとんど入らないです。
    陸地に近づいた時にちょっとネットが接続できるくらい。
    どっちにしてもなんだか酔いそうだからスマホ画面は見ないようにしてたけどね。

    デッキから見る夕焼けが美しい…

    夜になってから急に波が荒れ出して酔いがやばくなってきたのですが、慌てて酔い止めを飲んだのでギリギリセーフでした。
    アネロンを用意してなかったら多分「死 〜Death〜」だったと思う。
    みなさんもう一度言っておきます、酔い止めにはアネロンです。

    ※薬事法が改正されて船内で酔い止めは売れなくなったみたいです

    翌朝になったら窓が潮まみれに

    船首で切り裂いた波が前方の窓に「ザッパーン」ってぶつかってくるくらいの荒れ方だったんですけど、これって普通? 特別運が悪かったの?

    あと海の上なので夜の星空が綺麗だったー、漆黒の海の向こうに見える灯台の灯りもロマン…

    撮影機材:
    SONY A1 α1 ILCE-1
    SONY FE PZ 16-35mm F4
    TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD


  • 鎌倉旅行

    (2024年11月に鎌倉に行った話)

    〜 一人旅は移動式の引きこもり! 〜

    さいきん本格的に旅行趣味を始めることにしました。
    新しいスーツケースなんか買ってきて、色々と準備を整えています。
    去年の11月に鎌倉へ行ってきたので、今更ですが記事にしておこう。
    せっかく写真も撮ってきたことですし。

    鶴岡八幡宮行ったことなかったんだよね。
    観光客すげえ。
    これがオーバーツーリズムか。

    ニラ生姜醤油を練り込んだソーセージ美味しい。
    これでお酒が飲めたらなー、ビールが合うんだろうなー。

    東の山際エリアは小さなお寺や神社がたくさん。
    こっちは観光客もほとんどいなくて静かで落ち着く。
    それにしてもPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAのボケは最高だ。(クリックで拡大)
    重いけど持っていって良かった。

    由比ヶ浜のシードレスバー。
    なんか80年代に夢見た「海岸通りのナウい店」そのまま具現化したようなレストラン。
    表面をパリパリに炙ったバンズ。
    シンプルなのに激ウマのパティ。
    これはヤバい、またいつか食べにきたい。

    撮影機材:
    SONY A1 α1 ILCE-1
    SONY FE PZ 16-35mm F4
    SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


  • コミケ105お品書き

    コミックマーケット105 1日目ス-82a「東京大陸」のお品書きです。
    1年ぶりの新刊でお待ちしております!


  • Catalyst Browseを使った手ブレ補正の実験

    「一眼カメラで歩行動画を撮りたいのに、3軸ジンバルを持ってくるの忘れちゃった!」
    みたいなこと、皆さんありますよね?

    僕はないですけど。カメラバッグを軽量化するために3軸ジンバルの省略を検討しています。
    数分〜数十分の歩行動画を撮る時は3軸ジンバルを使いますが、数十秒だけのちょっとした歩行なら手持ち+手ブレ補正で行けるのでは… ということで手ブレ補正の研究です。
    「電子手ブレ補正」や「動画編集ソフトの手ブレ補正」に頼ると代償として画質が劣化してしまうのですが、荷物の軽量化のためなら少しは妥協してもいいのではないだろうか。

    案1:α1カメラのアクティブ手ブレ補正

    電子手ブレ補正を併用するので画角が狭くなってしまいます。
    補正能力も弱く、歩行ブレに対してあまりに無力なので却下。
    8K撮れんし。

    案2:動画編集ソフトの手ブレ補正

    今どきどんな動画編集ソフトにも手ブレ補正機能がついていますが、実はあれ致命的な欠点があります。
    パースを無視してるんです。
    一般的な手ブレ補正は「クロップしてフレーミングで安定化させるだけ」なんですが、本来は画角に応じてパースも変形させないといけないんです。
    広角の場合は特に顕著なんですが、カメラがブレてあっちこっち向いてしまった場合はパースが変化するのでそれも考慮しないといけないんですね。
    動画編集ソフト側は「撮影時の焦点距離が何ミリだったか」なんて知りようもないので、画角を考慮した補正は不可能です。

    一般的な動画編集ソフトの手ブレ補正。パースがムニュムニュしててきもちわるい

    動画ファイルに焦点距離情報でも埋め込んであれば参照できるんでしょうけど。
    いや、まさか。
    埋め込んであるのか!?

    案3:Catalyst Browseによる手ブレ補正

    動画に焦点距離情報が埋め込んであるんです。少なくとも一部のSONY機は。

    存在がほとんど知られてない気がするんですが、Catalyst BrowseというSONY純正の動画処理アプリケーションがあります。
    SONY製カメラは動画ファイルの中に

    • 加速度センサーで取得したブレ情報
    • 焦点距離つまり画角情報

    を埋め込んでいて、Catalyst Browseはそれを活かして処理をしてくれます。多分。
    「多分」というのは、Catalyst Browseの説明には「加速度センサー情報を利用したブレ補正」の方しか書いてないので、「画角情報の利用」に関しては僕の推測になります。

    Catalyst Browseで撮影した動画ファイルを読み込んでみたところ
    たしかに”Lens zoom actual focal length”(焦点距離)が表示されている
    撮影中にズームをいじった場合はどうなるん… そこまで考えるのはやめておこう

    こっちはカメラ内の加速度センサーで取得したブレ情報のグラフ

    左が補正前、右がCatalyst Browseブラウズを利用した手ブレ補正
    ムニュムニュしてない!

    微妙な問題1:4Kまでしか書き出ししかできません。有償版のCatalyst Prepareも試してみたんですがこっちでも8K出力できませんでした。
    しかたがないのでDaVinci Resolveに読み込んだ後Super Scaleの2x強化でアップスケール。
    ネイティブな8K動画と比べるとちょっと眠いですが違和感はわずか。

    微妙な問題2:シャッタースピードの遅さによる「ズビッ」ってなっちゃっている方の「手ブレ」
    (動画の手ブレと紛らわしいからなんか呼び分ける用語を考えようぜ)
    これは無理です。補正できません。
    手持ちで撮るときに気をつけるしかないね。


  • 六本木ヒルズで撮影した夜景

    六本木ヒルズ 東京シティビュー(TOKYO CITY VIEW)で写真と動画を撮影してきました。

    開業当初は屋上に上がれるということで話題でしたが、スカイデッキは4月に営業終了しちゃったのね。
    都内の高層ビルで屋上に出られる貴重な場所だったのに残念。
    今はSHIBUYA SKY(渋谷スカイ)の屋上がありますけどね。

    撮影機材:
    SONY A1 α1 ILCE-1
    SONY FE PZ 16-35mm F4
    SONY FE 35mm F1.4 GM
    TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
    使用曲:artlist.io


  • 夏コミお疲れさまでした

    コミックマーケット104参加の皆様お疲れ様でしたー。
    今回は壁にポスターを貼れるということでいつもより大きいA0版のポスターを刷ったのですが、朝箱から出してみると…

    でっか!?

    A0版ってこんなに大きいんだっけ!?
    やばい辺りを見回してみても明らかにうちだけ大きいww
    正直初めての壁配置ではしゃぎすぎた。
    隣のサークルさんに貼るのを手伝ってもらってしまった。

    今回の新兵器、場内でよく見るあれを買ってきました
    (ついに在庫が平置きできなくなった)

    あと近くのシャッターが開いてしまうせいか意外に暑かった😌
    来年から工事が始まって東1〜6ホールの空調が刷新されると聞いたのですがどうなんですかね。
    東7・8みたいに涼しくなってくれると助かるんですけど。

    今回は新刊が用意できなかったわけですが、メグちゃん抱き枕カバーが出ました。
    メロンブックス様で受注生産受付中なので、会場に来られなかった方はぜひこちらへー。
    (9月10日締切です)
    次回の新刊は冬コミのごちうさ本の予定ですのでよろしくお願いします。


  • コミックマーケット104お品書き

    8月11日(1日目) A-78b「東京大陸」コミケ104のお品書きです。
    今回の新しい出し物は「メグちゃん抱き枕カバー」のみです。
    実は家族に不幸があった関係でバタバタしていまして、なんと数十年のコミケ参加の中で初(※)の新刊無しになります。
    まさかこういうタイミングでコミケ初の壁配置になるとは、人生何があるかわからないものだ。

    というわけで、次の新刊は冬のごちうさ本までお待たせすることになってしまいますが、どうかご容赦いただければ幸いです。

    ※正確には活動開始直後に一度新刊無かった気がする、まあ前世紀の話です。


  • 長崎旅行

    (5月に長崎旅行に行った時の記録)

    (俺もつまらない大人になっちまったな…)って思うのって、新幹線(※)に乗ってもワクワクしなくなった時なんですよね。 最悪寝たりしてるし。
    でも飛行機は乗り慣れていないのでまだ大丈夫です、かなりアガります。

    ※東京〜大阪間の新幹線です、それ以外の区間はまだちょっとワクワクできる。

    行きの飛行機は右側の窓席を取ったんですよ。
    東海道新幹線みたいな感覚で、右側なら富士山とか見えるはずだし、瀬戸内海とかも見えちゃったりして。
    と、期待したのですが、羽田〜長崎間って意外に内陸を飛ぶのね…。 琵琶湖くらいしか見えないのね…。(琵琶湖の人すいません)

    さっそく「階段の街」長崎の洗礼を受ける。
    地元の人たちはさぞかし慣れてるんだろうと思ったらそうでもなかった。 みんなもヒーヒー言いながら登ってた。

    今回の旅行中は全体的にGoogleマップとGPSの調子が悪かった気がするんですが、もしかして話題になっていた太陽フレアのせいなんですかね。
    SNSではみんな「太陽フレアのせいで飲みすぎた」「太陽フレアのせいでうっかり新しいレンズ買った」とか言ってますが、僕は太陽フレアのせいでバスの乗り継ぎに失敗しました、本当です信じてください。

    路面電車があるのね。(何も調べずに長崎に来た人)
    軍艦島だー。 持っててよかった望遠レンズ。

    安いホテルを取ったら大失敗😭
    お風呂がなんか臭いし、トイレに虫が出たので深夜なのにロビーの人に電話して取りに来てもらった😭
    宿はケチるもんじゃないね。

    鍋冠山公園から撮った日没。
    よく見ると問題の太陽フレア黒点が写ってる?

    こういう段差のある土地で橋が渡してあるアプローチ。
    全俺が好きなやつ。

    長崎の夜景は世界新三大夜景にも選ばれているそうですよ。
    これで「なんとか・オブ・ザ・シーズ」みたいな豪華客船が入港してくれていると夜景に映えるのですが、さすがにそんなに都合良くはいかないか。

    ところが翌朝ホテルの窓を開けてみると入港してるのかよ、なんとか・オブ・ザ・シーズ。
    昨晩のうちに入港してくれればっ。

    行きの飛行機で窓から何も見えなかったことを踏まえて、帰りも右側の席を取りました。
    今度こそ富士山とか見えるはずー、と、思ったのですが、今度は太平洋上を飛んだので海しか見えないという。
    もしかして飛行機って行きと帰りで航路が違うものなの?
    なんで? ぶつかっちゃうから?

    でも着陸時にスカイツリーが見えたからまあいいか!

    以下撮影してきた動画と写真↓

    撮影機材:
    SONY A1 α1 ILCE-1
    SONY ECM-M1
    SONY FE PZ 16-35mm F4
    SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
    TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
    Zhiyun CRANE M3


  • FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM)購入

    いきなり余談なんですが、新しい機材を買った時にはきれいに写真に撮っておくことにしています。
    せっかく映えるものを買ったわけだしね。
    小物を撮る人ならわかると思いますが、ホコリを一粒も残さないように取るの大変なんですよ、わざわざエアダスター、ブラシまで動員しているという…、あと懐中電灯も…。

    これだけで50枚くらい撮り直してる、暇なのか俺

    SONYの最上位グレードであるG MASTERレンズです。
    こういうド直球に「高画質」というレンズを買うのは初めて。
    今回の目的は「最大サイズのセンサーに最高クラスのレンズを組み合わせた頂点」をこの目で見ることです。
    フルサイズというのは現実的な最大クラスのセンサーであるわけで、これでどこまで行けるのかを知っておきたい。
    これ以上を求めるともう中判センサーに行くしかないわけですからね。

    最初の感想は、んー、微妙?
    家の中でテストした限りでは(なんかピンとこないな…)
    東京に行って撮ってる最中も(なんか、ピンとこないな…?)
    (さてはこれを買ったのは失敗だったかな…)と思い始めたのですが、家に帰って5K解像度の27インチiMacに映してみたところ…

    なんだこれ!

    後ろのボケでハイライトがピカッと光っているところの描写がしゅ、しゅき!

    ピント部分は「顕微鏡か!」ってくらいきめ細かい解像度と高コントラスト。
    これは過去最高記録ですね。
    これがGMレンズってやつかー。
    ついにここまで辿り着いてしまった。

    一方でボケ部分は硬い芯が残っていたりザワザワしていたり、決してそんなに褒められる描写ではないのですが、これは光学設計時にピント部分の解像度を高めようとするとどうしてもこうなっちゃうらしいので。
    将来的にはこれらも高度に両立できる時代がやってくるんでしょうけど、そういう意味でこのレンズはまだ発展途上ですね。
    レンズの進化はまだやるべきことが残っている。

    ボケ部分のフリンジ(軸上色収差)が消しきれてないのを指摘する声もあるのですが、これは小型化とのトレードオフでわざと残したっぽいです。
    ちなみに個人的には後ろボケのフリンジ(※)大好きなのでご褒美です。
    ボケ部分に余計な描写が増えるとリッチな感じがするのよね。

    レンズというのは高画質に設計したり、明るくするために光の量を取り込もうとするとどうしても大きくなってしまうものなのですが、これが524gで作れるようになったというのは本当にすごい。
    僕はタブレットペンより重いものを持ったことがないのでカメラ機材の軽量化に異常な執着があるのですが、これは助かるわぁ。

    以下、撮影は東京丸の内KITTEのインターメディアテク博物館と浅草寺、浅草地下街、六本木ヒルズです。
    全て絞り全開放。


  • E 50mm F1.8 OSS(SEL50F18)購入

    最近忙しかったので気分転換に購入してしまった。
    気分転換にレンズを買うようになったらもうおしまいだな。

    Eマウント初期のお手軽レンズです。
    激安レンズなんですが当時お金がなくて、横目で憧れつつもFUJIFILMに移行してしまいました。
    月日は経ってあれから10年…SONYに戻ってきた今、あの当時あれほど憧れたレンズは実際どんな物だったのか?

    鏡筒がつやつやしている。
    そうそう、そういえば初期のEマウントレンズってそんな感じでやろうとしてたよね。
    うちは昔のカメラメーカーとはちょっと違うぞみたいな。
    スマホみたいにアプリがインストールできるカメラとか。
    スマホのホーム画面みたいにアイコンが並ぶメニューとか。
    手探りしてたなSONY…

    E 50mm F1.8 OSS ILCE-1 50 mm ISO 100 1-250 秒 (f – 1.8)

    後ろボケはカラフルな色収差が出てきてなんだかにぎやかだぞ。
    このショットでは見えないけどパープルフリンジもド派手に出ます。
    今はもうこういうレンズなくなったよね。

    E 50mm F1.8 OSS ILCE-1 50 mm ISO 200 1-40 秒 (f – 8.0)

    一部では「絞っても解像しない」なんて言われてますがそうかな?
    けっこうカリカリな気がするけど。
    RAWデータ現像でテクスチャをいじったせいかな。

    E 50mm F1.8 OSS ILCE-1 50 mm ISO 100 1-640 秒 (f – 1.8)

    意外だったのは絞り全開放でも変な白モヤが出ない。
    昔見たサンプルではもっとソフトフォーカスだった気がするんだけど。
    SONYは昔からそこはこだわってたのかも。

    白モヤが超苦手なのです。
    FUJIFILMは絞り開放でフワフワするレンズが多くて、せっかくの明るいレンズでも絞って使ってたからな…。